あき鍼灸治療院
〒247-0073 神奈川県鎌倉市植木352-1
中村アパート1階
営業日 | 月・火・水・金・土・日(祝日含む) |
---|
休業日 | 木曜日 |
---|
営業時間 | 10:00~21:00 (最終受付20:00) |
---|
ぎっくり腰の特徴
ぎっくり腰は、その激しい痛みもさることながら、代表的な特徴は「動けなくなる」という点にあります。
この「動けない」という状態は、痛みに対して身体が反射的に緊張し、防御反応として無意識に筋肉を固めてしまうことが原因です。つまり、自分の意思ではどうにもできない状況に陥ってしまうのです。
実際に、以下のような動作が非常に困難になります。
仰向けに寝た状態から起き上がることができない。
椅子やトイレから立ち上がれない。
支えがないと歩行ができない。
このように、日常生活の基本的な動作に支障をきたし、大きな不便を感じることになります。
自然治癒による回復には個人差がありますが、痛みが和らぐのに1週間から2週間、動作が自然に戻るまでに1ヶ月程度かかります。
さらに、自由に身体を動かせないことから、精神的なストレスや疲労感も伴いやすい症状です。
痛みの程度によって、身体の中で起きている状態は異なります。
強い痛みが生じている場合には、筋肉や筋膜に炎症反応が起きている可能性が高く、これにより鋭い痛みが引き起こされます。一方で、比較的軽度の痛みであれば、筋肉の過労や血行不良が原因となっているケースが多く見られます。
いずれの場合も、慢性的な疲労の蓄積が先行していることが多く、限界を超えたタイミングで突然痛みとして現れるのが特徴です。
以下のような、日常のちょっとした動作が痛みを引き起こす「きっかけ」になることがあります。
荷物を持ち上げた
普段履き慣れていない靴を使用した
転倒してお尻を強く打った(尻もちをついた)
これらの動作自体が原因というよりも、既に疲労が蓄積していた状態で無理な負荷がかかった結果として、急激な痛みが発症すると考えられます。
ぎっくり腰などの急性腰痛に対する施術では、症状の程度や発症からの経過に応じて、慎重かつ段階的なアプローチが重要です。
特に発症初期は、患部に軽く触れるだけでも強い痛みを伴うことがあるため、鍼施術においては、鍼の「太さ」や「長さ」を個々の状態に合わせて調整しながら、皮膚表面から筋肉の深部まで段階的に刺激を与えるようにします。
また、痛みの原因は患部だけにとどまらず、関連部位の筋緊張や血流不良が関与しているケースも多いため、以下の部位にも鍼を施す場合があります。
肩甲骨まわり
臀部(お尻)
下肢(太ももやふくらはぎ)
腹部
これらの部位を施術する目的は、血行を促進し、筋肉の緊張を緩和することにより、全体としての回復を早めることにあります。
加えて、**温熱療法**を併用し、より一層の血流改善を図ります。
※ただし、鍼などの施術で血行を十分に促していない状態で温熱のみを行うと、炎症が助長され痛みが悪化する可能性があります。温める場合はタイミングが重要になります。
施術後に**拍動痛(ドクンドクン、ジンジンとした痛み)**がある場合は、市販の湿布など使用して、患部の炎症を抑えていきます。
また、施術後1週間ほどは、無理な歩行やストレッチは避け、安静を保つことが推奨されます。動作が比較的スムーズになってきた段階からは、積極的に運動やストレッチを取り入れることで再発予防にもつながります。
仕事や家事などにより安静を保つことが難しい場合は、コルセットやサポーターの使用を推奨します。特に活動中のみの着用であれば、筋力の著しい低下を招く心配はほとんどありません。
むしろ、痛みを我慢しながら日常生活を続けることの方が、身体にとって悪影響を及ぼす可能性があります。
症状の改善には、概ね3〜4回程度の施術を目安としてお考えください。自然に身体が動かせるようになった後は、再発を防ぐための運動習慣も重要になります。
また、月1回程度のメンテナンス施術を継続的に受けていただくことで、筋緊張や疲労の蓄積を未然に防ぎ、安定したコンディションの維持につながります。
あき鍼灸治療院
住所 | 神奈川県鎌倉市植木352-1 中村アパート1階 |
---|
営業時間 | 10:00 ~21:00 (最終受付 20:00) |
---|
休業日 | 木曜日 |
---|
営業日時 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00 ~12:00 | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ○ | ○ |
12:00 | ○ | ○ | ○ | ✕ | ○ | ○ | ○ |
※祝日(木曜日を除く)も営業しています。