鎌倉大船モール前の鍼灸院

あき鍼灸治療院

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五十肩でお困りの方へ

知っておきたい。

五十肩の症状・状態

『五十肩』は、痛みがあり、肩が動かせない状態になります。

50歳代に症状が出やすいことから【五十肩】と言われていますが、正式な病名ではなく、原因も様々です。

特徴として、回復するのに段階があり、急性期、慢性期、回復期と変化し、状態が落ち着くまでに、6か月から2・3年かかる場合があります。

  • 寝ている時も、起きてる時も痛い!=急性期(炎症期)
  • 動かさなければ痛みは大丈夫。でも、動かすと痛い!=慢性期(凍結期)
  • 痛みはほとんどない。でも、ある一定の所で固まる!それ以上動かせない…
    回復期
  • このまま一生治らないのでは?と思うほど、回復に時間がかかる。

五十肩の特徴

                     

五十肩は、強い痛みと共に動かすことができない、もしくは、動かすと痛いといった、可動域の制限があります。

痛みはなくても、一定の所から先が動かせない(固まる)、といった状態が続く事も特徴です。

そして、回復には時間がかかる為、不安とストレスのかかるケガであると言えます。

                                    

主な原因は、

▲関節包内癒着。

▲筋・腱の損傷・断裂。

関節内の石灰沈着、骨の変形による骨棘。

などがあり原因は違いますが、いずれも『炎症』が起こっている為に、痛みが発生します。

可動域の制限や治療方法については、それぞれで違うので下記にて説明していきます。

関節包内癒着

関節包内癒着とは、肩周囲の筋肉が炎症を起こし、肩関節を包む関節包(関節を滑らかに動かすための袋)が、内部でくっついた状態の事をいいます。

くっついた状態=癒着です。

このため、可動域に制限がかかります。(くっついて離れないので、動かせない。)

痛みがないのに一定の所で固まる理由は、炎症が収まって『痛み』はなくなります。

しかし関節包内に『癒着が残る』から、一定の所で固まってしまいます。

治療では、『癒着』をはがしていくことが必要になっていきます。

また、患部周囲の筋肉が硬くなっているので、癒着はがしと同時に周囲の筋肉もほぐしていきます。

治療方法

治療は、鍼と温熱運動療法をしていきます

急性期の強い炎症を起こしている時期は、直接施術する事はひかえて周囲の固まっている筋肉を緩めていきます。

患部には、湿布などを使用して炎症を抑えていきます。

この段階では、動かすこともしない方が良いでしょう。

                                    

3日から一週間ほどたって強い痛みがおさまってきたら、肩の血行を改善させて、炎症物質を流していきます。

と同時に、少しづつ動かしていきます。

炎症期に癒着してしまった部分は、痛くても動かすことで予後が変わってきます。

強い痛みが収まったら、なるべく早く、痛みの緩和と運動療法をはじめた方が良いでしょう。

ただし、動かし方や強度には段階があるので、状況をみながら行っていきます。

やり過ぎた場合には、再度炎症を起こし痛みがぶり返してしまうので、注意が必要です。

                                    

痛みも落ち着き可動域の制限が残る時期では、パラファンゴパックを使用して、温熱運動療法で肩を動かしていきます。

なぜ温めるかというと、関節包の中にある滑液(潤滑液)を、滑らかに動かすためです。

この状態で動かすことによって、癒着した部分をゆっくりとはがしていきます。

そして、この時期が長い期間かかります。

良くなったと思ったら、また悪くなった…と一進一退です。

しかし、一生続く事はなく改善しますので大丈夫です。

ご自身にあった施術と運動療法をしつつ、しっかりとサポートさせていただきます。

                                    

施術回数は、月4~6回や月2回など、状態によって変更していきます。

1・2回で治るような症状ではないので、長期的な治療期間が必要と考えて頂きたいと思います。

                                    

筋・腱の損傷、断裂

筋・腱の損傷・断裂とは、言葉の通り肩に関係する筋肉や腱が、損傷(キズ)もしくは断裂(切れる)した状態をいいます。

初期は、炎症が起こり痛みが発生します。

しかし、可動域の制限が少ない場合も多く、動かす事ができる方もいます。

(動かないというより、『力が入らない』と、言ったりする方も多いです。)

動かす事ができるのは、肩は複数の筋肉が支えあって動ごいている為、一部が損傷していても他で動かすことができるからです。

他の特徴として、肩を上げる時に「ジョリジョリ」という音が聞こえる事もあります。

損傷の場合は、傷が早く回復できるように促します。

断裂している場合は、断裂部位が自己再生するのは難しく、手術が必要となります。

当院では、損傷の場合の治療をしていきます。

治療方法

治療は、鍼、パラファンゴパック、湿布を使用していきます。

寝ることもできない程の痛みの場合は、直接の治療はひかえて、安静にしていただきます。

湿布や痛み止めを使用して、炎症を抑えた方が良いでしょう。

活動できる程度の痛みであれば、治療を始めていきます。

                                    

鍼とパラファンゴパックで血行を改善させ、炎症物質を流し、修復に必要な酸素と栄養がまわる様に促します。

関節包癒着と違うのは、動かさず固定しておくことが大事になります。

傷をひっかいてしますと、回復に時間がかかってしまいますね?それと同じで、損傷の場合は動かさず修復を待ってから、動かしていきます。

程度によりますが、3~4週間ほどで修復し動かさなければ、痛みが出ないようになってきます。

この時期から、少しずつ肩を動かしていきます。

肩が動かせないのは、筋力の低下(固定して動かさなかった為)や、筋肉の柔軟性の低下(伸び縮みできない状態)が主な原因になります。

癒着はがしとは違うアプローチになります。

                                    

施術回数は、修復期間は週1・2回、運動ができる様になってきたら、2週に1回と変更していきます。

再発防止のため、筋力増強と柔軟性の向上を目指した運動(ラジオ体操)を続けて頂くと良いでしょう。

                                    

石灰沈着と骨棘

石灰沈着とは、カルシウムが何らかの原因で固まってしまったもの=石灰と、関節内に発生してしまった状態=沈着を合わせて、石灰沈着と言わています。

骨棘(こつきょく)は、骨端(こったん)に何らかの原因で棘を生成してしまった状態を言います。

両方とも、身体のどこの関節・骨にも起こりえますが、好発部位が肩となります。

石灰や骨棘があっても、炎症がなければ痛みはありません。

痛みが発生した場合は、特定の部位を触ると激痛が走ります。

動かす痛みよりも、触れる痛みの方が強い場合が多いです。

治療方法

治療は、当院では不適応と考えています。

ただし、痛みからの疲労や予後のメンテナンスは、可能だと考えています。

上記で、触れると激痛が走るとお伝えしました。

このため、患部を直接施術すると後で痛みが増してしまいます。

患部をさけて施術をしたとしても、石灰や骨棘による炎症には効果があまりありません。

考えられる理由は、『関節内部』である事と、『骨』そのものである事です。

よって、医療機関での治療か固定しての安静をおすすめしています。

患者さんの苦痛をより早く取り除くために、最善の方法をお伝えする事が大事だと思っています。

また、他の原因との比較のために、参考にして頂けたらと思います。


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